こんにちは、海星です。
今回は、WordPressテーマ「SWELL」におすすめなプラグイン8つだけ紹介します。
基本的にSWELL公式が紹介しているプラグインに準拠して紹介しますが、さらに使いやすいと思うプラグインを厳選しました。
- ブログ初心者、SWELLを入れたばかりの方
- SWELLのおすすめプラグインを最低限だけ知りたい
- 公式が推奨しているもの以外に必要なプラグインは?
基本的に、プラグインの数を増やすほどサイトの表示が遅くなります。
表示が遅いと読者が離れてしまう原因になるので、最低限のプラグインに絞ることが大切です。
【8つだけ】WordPressテーマ「SWELL」におすすめなプラグイン
SWELL初心者におすすめなプラグインは、下記の8つです。
基本的にこれだけあればWordPress運営には困らないと思います。
これらをベースにして、もし問題があればプラグインを追加していく、という方針がおすすめです。
「SEO SIMPLE PACK」 – SEO対策
「SEO SIMPLE PACK」は、シンプルなSEOプラグインです。
SEO対策の骨格を作る大切なプラグインだとお考えください。
「SEO SIMPLE PACK」の特徴
- 記事ごとにSEOの個別設定ができる
- SNSで共有されたときに説明文や画像を出力できる(OGP設定)
- Googleアナリティクスの連携設定
初心者がまず使う機能は、アナリティクスとの連携ですね。
下記の記事では、「SEO SIMPLE PACK」を使ってアナリティクスの設定をする方法を解説しています。
「XO Security」 – セキュリティ強化
「XO Security」は、ログインページのセキュリティを強化するプラグインです。
具体的には、WordPressの管理画面にログインされないようにします。
「XO Security」の特徴
- ログインページのURLを変更できる
- reCAPTCHAと連携できる
ログインページURLは、何も設定しないと下記のままです。
https://ドメイン名/wp-admin
これでは第三者が予測できてしまい、ログインページにアクセスできてしまいます。よって、「wp-admin」の部分を違う文字に変更しましょう。
なお、SWELL公式では「Wordfence Security」というセキュリティプラグインを紹介していますが、操作がわかりにくいのでおすすめに入れませんでした。
「Wordfence Security」を有効化したけど、やっぱり削除したい場合
「Wordfence Security」プラグインを有効化すると、データベースが21個くらい生成されます。
厄介なのは、プラグインを削除してもそれらが消えないということ。
もし「Wordfence Security」を削除したくなったら、設定画面で下記にチェックを入れてから削除しましょう。
「login security」と「すべての設定」の2箇所にあります(表記はコロコロ変わるかも…)。
チェックしてからプラグインを消さないと、不要なデータベースが残り続けます。プラグインを消しちゃったよって人は、もう一回インストールしてください。
データベースが削除されたかは、「Plugins Garbage Collector」というプラグインで確認できます(このプラグインでデータベースを削除してもいいのですが、初心者は非推奨です)。
「BackWPup」 – バックアップ系
「BackWPup」は、WordPressのデータをバックアップするプラグインです。
バックアップがあれば、「記事を消してしまった」「ブログのデザインがおかしくなった」ときに復元できます。
「BackWPup」の特徴
- 定期的にWordPressのバックアップを取ることができる
- バックアップは契約しているサーバー上に保存される
- 保存状況はWordPress管理画面から確認できる
大抵、レンタルサーバー側でも勝手にバックアップをしてくれますが、さかのぼれる期間は2週間ほどで短いです。心もとないので、このプラグインも入れておきましょう。
BackWPUpでバックアップを取るための初期設定は、下記の記事をご覧ください。
「Contact Form by WPForms」 – お問い合わせフォーム作成
「Contact Form by WPForms」は、お問い合わせフォームが作れるプラグインです。
当ブログのお問い合わせページもContact Form by WPFormsで作っています。読者からのお問い合わせは必須なので、さっそく設置しておきましょう。
なお、お問合せフォームは「Contact Form 7」でも可ですが、「reCAPTCHA v2」は使えない点に注意です。当ブログでは「Contact Form by WPForms」を推奨しますが、念のため解説記事を載せておきますね。
「Broken Link Checker」 – リンク切れチェック
「Broken Link Checker」とは、リンク切れを通知してくれるプラグインです。
リンク切れになる例
- 記事で紹介したサイトが閉鎖した
- 内部リンクした記事を削除していた
- URLを打ち間違えていた
- 記事で使った画像を削除していた
こういったリンク切れを起きたときに、メールやWordPressの管理画面で通知してくれます。
リンクが切れていると読者の満足度も下がってしまうので、ぜひ導入しておきましょう。
Broken Link Checkerの初期設定については、下記の記事をご覧ください。
「XML Sitemap & Google News」 – XMLサイトマップ作成
「XML Sitemap & Google News」は、XMLサイトマップを作成するプラグインです。
XMLサイトマップを作成することで、SEOに多少の効果があります。
「XML Sitemap & Google News」の特徴
- XMLサイトマップを作成できる
>>「XML Sitemap & Google News」の公式ページへ
「WP Revisions Control」 – リビジョン自動削除
「WP Revisions Control」は、記事のリビジョンを制御するプラグインです。
リビジョンとは、記事のバックアップデータのことですね。リビジョンがあることで「記事を1時間前の状態に戻す」といったことができます。
ただ、リビジョンが無限に増えると問題なので、保存できるリビジョン数を制限するというプラグインです。
「WP Revisions Control」の特徴
- 記事のリビジョン数を制限できる
>>「WP Revisions Control」の公式ページへ
「Google reCAPTCHA」 – スパム対策におすすめな無料ツール
「Google reCAPTCHA」は、無料のスパム対策ツールです。
お問い合わせフォームなどに届く迷惑なメッセージを遮断できます。
スパム対策用のプラグイン(Akismetなど)でもいいのですが、こちらのほうが強力+軽量だと思ったので紹介します。
お好みで入れるプラグイン
なくても大丈夫ですが、あると便利なプラグインを2つだけ紹介します。
「Pochipp」 – アフィリエイトリンク簡単作成
「Pochipp」は、商品リンクを1クリックで作れるプラグインです。
こんな感じで、おしゃれなリンクが作成できます。
ポチップを使ってから、商品の紹介がとても簡単になり、時短にもつながっています。
Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングの商品を紹介してみたい方は入れてみてください。
「Pochipp」の特徴
- 簡単にアフィリエイトリンク作成できる
- 登録した商品を呼び出せる
よく紹介する商品を登録しておけば、すぐに呼び出せるのが便利ですね。
SWELL公式の非推奨なプラグイン一覧
SWELL公式が非推奨にしているプラグインは次のとおりです。
もし入れていたら、削除する or 入れ替えるなどの対応をしましょう。
SWELL公式より
- Gutenberg
- WooCommerce
- Elementor
- 多機能なブロック拡張プラグイン
- 高速化系プラグインで相性の悪いもの(Flying Scripts、Autoptimize、Async JavasScript)
- SWELLの標準機能と被っているもの(Table of Contents Plus、RTOC、Lazy Load、Speech bubble)
- Classic Editor
- AddQuicktag
- TinyMCE Advanced
- Jetpack
- キャッシュ系プラグイン(WP Super Cache、W3 Total Cache)
- SiteGuard WP Plugin
- EWWW Image Optimizer
必要に応じてプラグインを追加するのがおすすめ
プラグインは、必要に応じて追加するのがおすすめです。
今回紹介したもの以外にも便利なプラグインはあります。
個人的には、常に入れておくのではなく、「必要なときだけインストールして使う」のがおすすめですね。
SWELLプラグインに関するよくある質問
SWELLのプラグインに関するよくある質問をまとめました。
SWELLに入れたプラグインの自動更新はどうやる?
プラグインは自動更新ができます。
WordPress→「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」から設定できます。
SWELLの画像圧縮プラグインのおすすめは?
「EWWW Image Optimizer」を入れる方が多いようです。
ただSWELLでは「不具合が出るかも」とされているので、自分の環境に入れてみて問題ないか確認してみましょう。
なお、僕は極力プラグインを入れたくないので、画像の圧縮は手動で行っています。手動で行う場合は、下記の2つが便利ですね。
①画像のサイズを変更する
SWELLの画像サイズの推奨は「横1200px」ですが、僕は「横1000px」くらいで行っています。
②WEBPに変換する
WEBP(ウェッピー)は、容量が小さくて表示速度が速いらしいです。
画像サイズが50KB〜100KB以内におさまると、表示速度は問題ないようです。
なお、最近はWEBP変換だけで100KB以下になるので画像サイズ変更はサボってます笑。
SWELLのバックアップのプラグインのおすすめは?
本記事で紹介した「BackWPup」がおすすめです。
SWELL公式でも紹介されているので、間違いはないと思います。
BackWPupには初期設定が必要なので、下記の記事を参考に設定してみてください。
まとめ|プラグイン選びにこだわりすぎるのは禁物
SWELLにおすすめなプラグインを紹介しました。
ただ、一つ注意したいことは、「プラグイン選びにこだわりすぎない」ということです。
プラグインは流行り廃りがあるので、来年には使えなくなっているかもしれません。だから、指定されたプラグインを必要最低限をいれたら終わりでいいと思います。
とくに収益化を目指すブログ運営においては、「デザイン」「プラグイン」などは、いくら厳選しても収益に結びつかないことを覚えておきましょう。
ブログにおいて収益を生み出すのは文章です。
それでは、今回は以上です。