こんにちは、海星です。
今回は、Googleアドセンスの審査に合格する5つのポイントを解説します。
- Googleアドセンスの審査に合格したい
- 審査のコツやポイントは?
- 審査に落ちた場合の対処法は?
Googleアドセンスの審査に受かることで、自分のブログで広告を配信して稼ぐことができます。
アドセンスは審査があるものの、初心者にも取り組みやすい貴重な稼ぎ方の1つです。
この記事を参考に、アドセンスの審査に合格しましょう。
Googleアドセンスとは|知っておきたいアレコレ
Googleアドセンスとは、自分のサイトに広告を設置できるサービスです。
広告のイメージ
こういった広告を読者がクリックすることで、ブロガーは報酬を得ることができます。
- ブログにGoogleアドセンスの広告を貼る
- 読者が広告をクリック
- 報酬がもらえる!(1クリックにつき平均20〜30円くらい)
読者がクリックするだけで報酬がもらえるので、初心者でも簡単に収益を出しやすいです。
※もちろん、自分でクリックすると違反なので注意
①アドセンスとアフィリエイトとの違い
アドセンスはクリックのみで報酬がもらえます。
一方アフィリエイトは、読者のクリックに加えて、「モノやサービスを購入する」といった「成果」が必要です。
Googleアドセンス | アフィリエイト | |
---|---|---|
成果地点 | クリック | クリック+成果(購入や申込みなどの行動) |
広告単価 | 低い | 高い |
アクセス数 | かなり必要 | 低いアクセスでも成り立つ |
セールスライティング | 不要 | 必要 |
広告への誘導 | 不要 | 必要 |
高収益の出しやすさ | △ | ○ |
広告で報酬を得る仕組みについて知りたい方は、下記の記事で解説していますのでご覧ください。
②アドセンスの審査は難しい?
アドセンスには審査があります。
Googleとしても、悪質なサイトやクオリティの低いサイトと契約しても、メリットがないからですね。
昔は簡単にアドセンスを利用できたのですが、徐々に審査は厳しくなっていると言われています。
本記事ではそのコツを解説していくので、安心して進めてくださいね。
準備:アドセンスの審査に必要なこと
Googleアドセンスの審査には、自分のブログが必要です。
基本的に、無料ブログ(amebaなど)ではアドセンスに申請することはできません。
まだブログを作成していない方は、独自ドメインを使ったブログを開設する必要があります。
ブログの作り方
- サーバー開設
- ドメイン取得
- WordPressをインストール
上記のように、3ステップで簡単に自分だけのブログが作成できます。くわしくは下記の記事をご覧ください。
Googleアドセンスの審査基準|合格する5つのコツ
Googleアドセンスの審査基準として、公式の見解は下記のとおりです。
お申し込み時の条件 – サイトのページが AdSense のご利用条件を満たしているか確認する
- 他にはない魅力があるか
- 操作が簡単でわかりやすくなっているか
- ユーザーの興味を引く独自のコンテンツがあるか
「2. 操作が簡単でわかりやすくなっているか」については、優秀なWordPressテーマをインストールすれば問題ないと思います。その上でわかりやすいグローバルメニューなどを作成して、巡回しやすいブログを目指しましょう。
重要なポイントとしては、「1」「3」にあるような「魅力」「独自性」になると思います。
これらを踏まえて、アドセンス審査に合格するコツを5つ紹介します。
①読者に価値を提供できるブログにする
1つ目は、読者に価値を提供できるブログにすることです。
キーポイントは、「読者」「価値」「提供」という3点ですね。
- 読者・・・誰の役に立つか
- 価値・・・どんな価値があるか
- 提供・・・適切に伝えているか
これらが明確なブログだと、読者に有益なブログになりやすいです。
わかりやすい例だと、読者の悩みを解消するようなサイトですね。
- ダイエットを始めたい大学生に
- 食事制限しないダイエット方法を
- 痩せたいという気持ちに寄り添って、やさしく伝える
のような形ですね。
こういった方針に沿って1記事ずつ作っていけば、読者の満足度の高いサイトになりやすいです。
②体験や感想で独自性を出す
Googleの審査基準として、ブログの独自性が大切です。
例として、おすすめのガジェットを紹介するサイトを運営するなら、自分で実際に購入して、その感想を述べることができますね。
ガジェットの機能は他のサイトも同じ内容で書けますが、自分の体験や感想は、ほかのサイトは真似できません。ゆえに独自性が担保できるということですね。
さらに踏み込んだ形として、「自分がどういう感情になったか?」まで書けると、読者と感情を共有できるので良いですね。
③ライティングの基礎を固める
ライティングの基礎を固めるのは、審査を通る上で不可欠です。
わかりにくい記事だと、広告を載せるべきでないと判断されやすいからです。
ここでいうライティングとは、構成の作り方、記事の作り方、伝わりやすい文章術などすべてを含みます。
Googleが求めている=読者が求めているコンテンツとは、価値のある情報です。
収益化を進めていきたい方は、自己流で書いていないかは振り返ったほうがいいでしょう。
④文字数・記事数を充実させる
文字数と記事数の目安は下記のとおりです。
- 文字数:2千文字〜3千文字(1記事につき)
- 記事数:10記事以上
①〜③を守って価値のある情報を書く意識があれば、これくらいのコンテンツ数になると思います。
⑤プライバシーポリシー、お問い合わせページの設置
お問い合わせページ、
Googleアドセンスでは、プライバシーポリシーを設置が義務付けられています。
プライバシーポリシーは、テーマに例文が入っていることがあるので、確認してみてください。
ない場合は、上記のGoogle AdSenseヘルプを参考に記載しましょう。
また、お問い合わせページも重要とされています。こちらは公式の根拠は見当たりませんでしたが、信頼性が高まり、サイトの評価が上がる可能性があるので、設置しておきましょう。
お問い合わせフォームの作成は、下記の記事が参考になるので、設置していない方はご覧ください。
Googleアドセンスで禁止されているコンテンツ
Googleが定めるルールに違反していると、サイトの審査が不合格になります。下記の点には注意しましょう。
コンテンツポリシーに違反している場合
- 違法なコンテンツ
- 知的財産権の侵害リスト
- 危険または中傷的なコンテンツ
- 動物への残虐行為
- 不適切な表示に関連するコンテンツ(誤解を招く表現、信頼性がなく有害な文言など)
- 不正行為を助長する商品やサービス
- 悪意のあるソフトウェアまたは望ましくないソフトウェア
- 性的描写が露骨なコンテンツ
- 報酬を伴う性的行為
- 国際結婚の斡旋
- 家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
- 児童の性的虐待と性的搾取
上記のような禁止コンテンツに該当しないよう、注意しましょう。
Googleアドセンスの審査のやり方・申請方法
アドセンスの申請方法は、下記の4ステップで行います。
- 独自ドメインのブログを用意する
- 有益な記事を10記事ほど用意する
- 審査に申し込む
- ブログに広告を設置する
それでは、順番に解説します。
1. 独自ドメインのブログを用意する
Googleアドセンスに申請するには、独自ドメインのブログが必要です。
基本的に、Amebaブログのような無料ブログだと、アドセンスは利用できません。
よって、WordPressでブログを作成するのがおすすめです。
SEO対策もしやすく、安定したアクセスを稼ぎやすいので収益化にも向いています。
下記の記事では、WordPressブログを10分で開設する方法を解説しています。アドセンスを始めたい方は、ご覧ください。
2. 有益な記事を10記事ほど用意する
5つのコツを参考に、読者のタメになる記事を10記事ほど用意します。
記事数が少ないと、Googleも有益なブログかどうか判断できません。
「今後も有益なコンテンツを作れるブログか?」と考えたときに、ある程度の本数を提示する必要があるということですね。
また、サイト全体が審査対象なので、プライバシーポリシーやお問い合わせページなど、ほかのページも確認しておきましょう。
3. 審査に申し込む
記事を用意したら、審査に申込みましょう。
- Googleアカウントでログイン
- Googleアドセンス公式ページへアクセス
- Googleアドセンスアカウントの作成
- お客様情報の入力
- アドセンスコードをブログの貼り付ける
- 申請完了(後日、審査結果がメールで届く)
4. ブログに広告を設置する
審査に合格したら、ブログにアドセンスを設置しましょう。
アドセンスの貼り方は、以下の2つです。
- ウィジェットを使用する
- 記事に直接貼りつける
くわしくは下記の記事をご覧ください。
Googleアドセンスの審査期間(時間)はどれくらい?
アドセンスの審査期間は、1日〜2週間ほどです。
サイト申請が終わったら、メールで審査結果が届きます。
Googleアドセンス審査に落ちた!対処方法4つ
アドセンスの審査に落ちた場合の対処方法を紹介します。
①理由を確認する
アドセンスの申請ページで、審査の理由が確認できます。
リンクを提示してくれているので、一通り目を通しておくと良いでしょう。
②コンテンツの質を確認する
まずは下記の項目に当てはまっていないか、確認しましょう。
- 記事が10記事未満
- 1記事の文字数が少ない
- 見出しがテキトウ or 見出しがない
- 著作権に違反している画像を使っている
- 読者の悩み解決ができていない
- 思いつきで書いた文章になっていて、わかりにくい
- 問い合わせフォームやプライバシーポリシーがない
③規約違反を確認する
次に、規約違反を確認しましょう。
- コピーコンテンツ
- 不適切な内容のコンテンツ
- アダルトコンテンツ
- 誹謗中傷に関する表現
- 著作権に抵触するコンテンツ
最初は無意識のうちに違反してしまっていることもあるかも。落ち着いて丁寧に確認してみてくださいね。
④アドセンスの公式ヘルプに目を通す
上記ではよくある事例をもとに対処方法を述べましたが、一度公式のヘルプを確認すると良いでしょう。
下記の公式ヘルプは非常に有益ですので、読んでみてください。
よくある質問
アドセンスの審査に関するよくある質問をまとめました。
Googleアドセンスには費用がかかる?
Googleアドセンスは、無料で利用できます。
もし「広告を出稿したい」という場合は、「Google広告」というサービスを利用してみてください。
Googleアドセンスとアフィリエイトの併用は可能?審査は落ちるか
基本的に、アフィリエイト広告が貼られていても、審査に通ります。
ただし、記事数やコンテンツ数が少ないのに、広告やリンクばかりだと有益性のないコンテンツに見られる可能性があります。
急ぎの場合は、アフィリエイトリンクを外すことも検討してもいいかもしれません。
「リクエストエラー」になり審査の申請できない場合は?
可能性としては、一度申請が成功している可能性があります。
その場合、再申請は不要なので、結果が来るまで待ちましょう。
独自性・興味を高めるブログの作り方
アドセンスの審査においては「独自性」が大切です。
記事ごとに体験や感想を書くことも重要ですが、そもそも他の人が書いていない分野を攻めるのも有効です。
①ニッチを極める
独自性というのは、いわば「他人が書いていないことを書く」とも言えます。
であれば、ニッチな領域で書くことで解消できます。
例えば、「転職」について書くブログで考えてみましょう。
転職といっても色々な転職があるので、その中の「介護士転職」に特化してみる。
さらに介護士転職の中でもなにかに特化できないか? さらに具体的にできないか? と考えを掘り下げていきます。
すると、誰も手を出していないニッチな領域が見つかりやすいですよ。
②分野のかけ算
分野のかけ算すると、独自性の高いコンテンツが生まれる可能性があります。
分野をかけ算している例として、「恋愛」と「占い」などですね。恋愛に悩む人は占いに興味を持ちやすく、占いでは恋愛を占ってもらえるので、相性がよさそうですね。
普通の恋愛サイトではなく、占いの観点から見た恋愛解説ができるかもしれません。
「2つ分野の共通項を見つける」「お互い良い影響を及ぼし合う要素を見つける」などするといいでしょう。
分野同士を合わせることで、自分にしか書けないことが発見できる可能性があります。
自分の得意分野や趣味をかけ算してもよさそう!
③量をこなすと独自性が見いだせる
コンテンツを量産することで見えてくる独自性もあります。
ネタが尽きてくると、具体的でニッチな内容を書くことになるからですね。
過去の自分の経験から言えることはないか?と考えるようになります。
やっているうちに見えてくることもあるので、ある程度は「量が正義」と考えておきましょう。
まとめ
Googleアドセンスに合格するためのコツは、下記の5つです。
また、落ちる要因として下記に当てはまっていないか確認しましょう。
- 記事が10記事未満
- 1記事の文字数が少ない
- 見出しがテキトウ or 見出しがない
- 著作権に違反している画像を使っている
- 読者の悩み解決ができていない
- 思いつきで書いた文章になっていて、わかりにくい
- 問い合わせフォームやプライバシーポリシーがない
- コピーコンテンツ
- 不適切な内容のコンテンツ
- アダルトコンテンツ
- 誹謗中傷に関する表現
- 著作権に抵触するコンテンツ
アドセンスへの申請は、現行は何回でも行なえます。
僕も最初は落ちましたし、1発合格にこだわる必要はありませんからね。
1記事1記事、読者に寄り添って記事を作っていれば、認められる可能性が高くなりますよ。
それでは、今回は以上です。