リード文・本文・まとめの書き方(テンプレート)が知りたいなあ。文章も自信がないから、できれば上手に書くテクニックも知りたい!
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- ブログの記事を完成させる7つの手順
- わかりやすい文章を作るテクニック集
本記事の信頼性
この記事で得られること
- ブログの文章に自信が持てる
- 文章を書く手順がわかり、迷わなくなる
- ライティングテクニックの使い方がわかる
先にご安心いただきたいのですが、初心者の方でもわかりやすい文章は書けるようになります。
現状、どんなに下手でも大丈夫です。
基礎を大切にすればちゃんと書けるようになるからです。
詳しくはまとめの章で解説していますので、本気でうまくなりたい方は、最後まで読んでみてください。
それでは、順番に解説していきますね。
記事の完成図を知る
まずは記事のゴールを知っておきましょう。
ご存知の方も多いかもしれませんが、下記の内容を書けば、記事は完成します。
上記のような感じですね。
そして今回は、リード文・本文・まとめ文の書き方を解説していきます。
今回解説しない「記事タイトル」「見出し」の作り方については、構成の作り方で解説していますので、先にそちらをご覧ください。
ちなみに、構成なくして良い記事は書けないです。初めの1~5記事目ならいいですが、その後は構成を作るようにしましょう。
僕は構成を書かないで100記事くらい量産したことがありますが、すべてゴミ箱行きになりました…
そんな悲惨な思いは誰にもさせたくないね…
さて、前置きが長くなりましたが、リード文・本文・まとめ文の解説を始めますね。
ブログの文章を完成させる7つの手順
それでは、リード文・本文・まとめ文を完成させましょう。
下記の手順に沿っていただければ、効率的に仕上がります。
- 構成を考える
- リード文(導入文)を書く
- 本文を書く(PREP法)
- まとめ文を書く
- アイキャッチ画像を設定する
- 全体チェック(音読)
- 翌日に見直す
1. 構成を考える
繰り返しですが、まずは構成を作ることです。
構成とは、記事の設計図のことです。
簡単に言うと、「記事のタイトル」と「見出し」を決める作業です。
この2つが決まれば大枠が決まるので、本文がスラスラ書けるようになります。
構成の詳しい作り方は、下記の記事をご覧ください。
2. リード文(導入文)を書く
まずは、リード文(導入文)から書きます。
リード文から書き始めることで、「これから自分が何を書くか?」という方向性を確認できます。
リード文とは、読者を本文へと案内するための文です。
要するに、次を読ませるのが目的ということです。
それには、リード文で「読むメリット」を提示するだけですね。
具体的には、下記の内容で書きましょう。
- 読者の悩み
- 悩みの解決策
- 解決できる理由
- 読むとどうなるか
- メリットで最後のひと押し
①~⑤のすべてが、読者が読むべき理由になっています。
これらの5つを書くことで読まれるリード文ができ上がります。
例えば、下記のように作ります。
構成の段階で、「顕在需要」と「潜在需要」を考えていれば、すぐに埋められますよ。
では、各ステップでどんなことが書かれているか、順番に見ていきましょう。
① 読者の悩み
リード文の冒頭では、読者の悩み・疑問から入りましょう。
読者が思っていることを書くことで、強い興味を引き出すことができます。
また、吹き出しに書くことで「一人の読者に向けて書く」という意識ができるのもポイントですね。
② 悩みの解決策
続いて、記事の概要を2〜5行で書きます。
この中で自分の役に立つ解決方法があれば、読者は読み進めることができます。
ちなみに、「これって目次と同じ役割では?」と思うかもしれませんが、下記のメリットがあります。
- 目次とは違う書き方で伝えられる
- 長い目次をコンパクトに伝えられる
目次はSEOキーワードに書き方を縛られますが、これならより自由に伝えることができますね。
潜在需要に触れてあげると読まれやすいよ
③ 解決できる理由
次に、解決できる理由を伝えます。
- 実績:こんな結果を出してる
- 信頼性:経歴、資格
- データ:文献、自分が試したこと
などを伝えるといいでしょう。
実績を示せれば、かなり読まれるようになります。
ただ、思いつかなければひとまずナシでもいいです。
④ 読むとどうなるか
読むとどうなるのかを書きます。
理想の未来をイメージしてもらうことで、読者のモチベーションが上がり、離脱することなく読んでもらいやすいです。
⑤ メリットで最後のひと押し
最後に、読むメリットを文章で伝えましょう。
- 簡易性:あなたでもできるよ、方法は簡単だよ、3分で読めるよ
- 再現性:この通りやればできるよ、誰でもできるテンプレがあるよ
- ベネフィット:読むといいことあるよ
- 本文へ促す:「それでは解説していきますね」「それではどうぞ!」など
上記のような内容を書けばOKです。安心して本文を読んでもらうイメージですね。
あとは、補足として下記を入れることもあります。
- 関連記事へのリンク(前提知識として必要な場合)
- 前置きを飛ばしたい方向けに、結論へのリンク(「さっそく〇〇について知りたい方はxxをクリックしてください」など)
以上が、ブログにおけるリード文の書き方です。まずは、このテンプレートで書けるようになりましょう。
「これから自分が何を書くか?」という方向性の確認になるので、プレでもいいのでリード文から書くのがおすすめです。
3. 本文を書く(PREP法)
続いて、本文の執筆に入ります。
PREP法について学ぶ
本文は、基本的に「PREP法」というテクニックに沿って書けばOKです。
- 結論(Point):見出しの結論
- 理由(Reason):結論に対する根拠
- 具体例(Example):結論の正しさを示す例
- 結論(Point):一歩進んだ結論
PREP法を使えば、最低限の説明で済むので、わかりやすくてスッキリした文章が書けます。
テクニックを一つ書くのであれば、接続詞の使い方ですね。
接続詞は、「なぜなら」「例えば」みたいなやつです。
- 結論(Point):結論から言うと、1つ目は、さっそく、まず
- 理由(Reason):なぜなら、理由は、というのも、その根拠は
- 具体例(Example):例えば、実際に、具体的には
- 結論(Point):つまり、よって、したがって、このように、以上のことから
上記のとおりです。
文章を上手に見せるために、「接続詞をあえて使わない」というのも有効です。下記のポイントを意識すると良いです。
- 接続詞がなくても意味が通るか
- 音読してみて違和感がないか
- 一度使った接続詞はしばらく使わない
段落・改行について学ぶ
WordPress上の文章には、段落・改行という概念があります。
段落や改行を上手に使うことで、文章全体が読みやすくなります。
逆に段落を意識しないと、下記のように文章がギュウギュウに詰まった印象を受け、読みにくくなります。
そこで、段落を空ける方法(段落分け)を学んでいきましょう。
WordPressにおける段落分け・改行の操作方法は下記のとおりです。
- 段落分け:Enter
- 改行:Shift + Enter
発信者のスタイルによっては改行を使うこともあるのですが、まずは段落分けのみ使えばOKです。
使い方のポイントは、スマホ画面で表示したときに、1~5行ごとに段落分けが使われていることです。
1段落を5行以内におさえることで、文章間の隙間が空いて読みやすい記事になりますよ。
WordPressテーマによっては、改行を使ったほうがいいケースもあるかもです。見た目が詰まった印象になっていないか、間隔が空きすぎていないかなど確認するようにしましょう。
4. まとめ文を書く
記事本文を書き終えたら、まとめ文を書きましょう。
まとめに書く内容
- 記事をまとめ(まとめだけで記事の概要がわかるように)
- 次のアクション(=CTA。関連記事、商品ページなどにリンク)
まとめに書く内容は、上記のとおりです。
読了後に何も提示しないと、ほぼ間違いなくそのまま記事を離脱されてしまいます。次の記事や、行動を提示しましょう。
次に繋がる記事がない場合は、ひとまずプロフィールページやSNSにリンクするのもおすすめです。
あらかじめキーワードを決めたり、サイト設計などを行っておくのが望ましいですね。
5. アイキャッチ画像を設定する
続いて、アイキャッチ(サムネイル)画像を設定します。
当ブログのアイキャッチ画像は、ほとんどCanva(キャンバ)を使っています。
Canvaはおしゃれな画像がたった3分で仕上がるのでおすすめです。
6. 全体チェック(音読)
まとめまで書き終わったら、全体チェックを行いましょう。
- タイトル
- リード文
- 見出し
- 本文
- まとめ
リード文のチェック方法
最初に書いたリード文通りの記事になっているか、確認してみましょう。
もしなっていない場合は、内容を付け足すか、リード文のほうを修正しましょう。
その他のチェック方法
全体チェックは、まわりの環境が許せば音読するようにしましょう。
音読することで、誤字脱字の発見、言い回しの不自然さなどに気づくことができます。
僕も、何年文章に携わっていても、いまだに音読はしていますよ。
全体チェックが終わったら、公開しましょう。記事を後悔する手順は、下記で解説しています。
7. 翌日に見直す
翌日に書いた文章を見直しましょう。
一日経つと、客観的になれるので面白いくらい改善ポイントが見えてきます。
「はぁ〜自分の文章ダメダメだぁ〜….」と思う方もいるかもしれませんが、これは誰しも通る道です。
しかし、昨日より成長している証なので、気にせず直していきましょう。
文章を書く手順は、以上になります。
【便利】文章を上手に書くテクニック
僕が文章を書くときによく使うテクニックです。
- 共通
- 簡潔に文章を書く
- PREP法など文章の型を意識する
- 難しい言葉はなるべく使わない(使うなら解説する)
- 画像や図を使ってわかりやすくする
- 箇条書き(リストタグ)や表でわかりやすくする
- リード文
- 誰向けか書く
- どんな内容か書く
- 読んだらどうなるか書く
- まとめ
- まとめだけで記事の概要がわかるようにする
上記のような感じですね。
わかりやすいブログは読まれるので、できるだけ読者視点で書くことを意識しましょう。
究極を言えば、面白くてわかりやすいブログが読まれるのですが、一旦はわかりやすい技術を上げることに全振りして大丈夫です。
まとめ
この記事では、文章の書き方を解説しました。
- 構成を考える
- リード文(導入文)を書く
- 本文を書く(PREP法)
- まとめ文を書く
- アイキャッチ画像を設定する
- 全体チェック(音読)
- 翌日に見直す
じつは、文章が上達しないのは型を守っていないことが多いからです。
この世界には、「型破り」という言葉があります。
「型」は、基礎やお手本のこと。基礎を身に着けたうえで、型を超えて行くのが「型破り」で、基礎がまったくできていないのにアレコレ自己流でがんばるのは「形無し」といいます。
- 型があるから型破り
- 型が無ければ形無し
なのです。
今回紹介する方法を、上から順番に始め、1つ1つ使いこなせるようにしてくださいね。
ちなみに文章を書いたら人に見て感想をもらうのもおすすめですよ。
友達や家族、クラウドワークスみたいなサービスでもいいので、見てもらえる人がいたら頼ってみてください。