こんにちは、海星です。
今回は、ブログ収益化に向けたジャンルの決め方について紹介します。
- ブログ初心者
- ジャンルが決め方が知りたい
- ブログで収益化したい・稼ぎたい
収益化に向けたブログジャンルの決め方
ジャンル選びのポイントは、下記の3つです。
①市場があるジャンルか?
1つ目は、ちゃんと市場があることです。
すごく簡単に説明すると、「市場が小さい=読者が少ない=お金が動きにくい」ので、稼ぎにくいです。
どのくらい市場があるかは、Googleの検索ボリュームで検討がつきます。
aramakijakeで、検索ボリュームを調べてみましょう。例えば、「マッチングアプリ」を見てみます。
すると、Googleで月間44万回、Yahoo!で11万回、検索されていることがわかりますね。
検索されていれば、少なくとも世の中の関心は高いということです。
さらに、「そのジャンルが伸びているか」「基盤が固いか」まで見ておきましょう。
リサーチ方法はいろいろあるのですが、下記のようなものが良いでしょう。
- Googleトレンドで人気度が高い
- テレビCMが打たれている
- Yahoo!広告、リスティング広告が出ている
- 本屋に関連書籍が並んでいる
- 利用者が多い、SNSで話題
などなど
年々、廃れていっているジャンルはあまりおすすめはできません。
②収益化できるジャンルか?
初心者がブログで稼ぐ方法は、下記の3つです。
- アフィリエイト広告
- Googleアドセンス広告
- 自分の商品
初心者の方は、ひとまず「1. アフィリエイト広告」で収益化するのがおすすめです。
となると、アフィリエイト広告が存在していないジャンルだと、収益化は不可能ということになりますね。
「アフィリエイト広告案件が多いか」もポイント
広告の案件が少ないと、下記のリスクがあります。
広告案件が少ない=市場・ジャンルとして盛り上がってない=広告案件が打ち切られる可能性がある
以前、あるアフィリエイトをしていたのですが、案件が終了してしまいました。こうなると、せっかく記事を書いても収益は0になってしまいます。
- 「そもそも広告が扱えること」
- 「広告が多いこと」
この2つはセットで覚えておきましょう。
③そのジャンルは好きか?
3つ目のポイントは、そのジャンルが好きであることです。
理由は、そのジャンルについて調べる機会が多いので、リサーチが苦になることがあるためです。
「好きなジャンル」とは、「調べ物をしても苦にならないジャンル」とも言えます。
調べるのが苦痛なジャンルより、好きなジャンルのほうがブログを作りやすいです。
深いリサーチができ、説得力のある文章が書けるので、収益化にも繋がりやすいです。
[ 学ぶ → 発信 → 学ぶ → 発信… ] を繰り返していけそうだな、と思えるジャンルがいいですね。
少なくとも書いているうちに好きになれそうなジャンルを選びましょう。
初心者が避けたほうがいいジャンル
続いて、ブログ初心者が避けたほうがいいジャンルについて解説します。
YMYLトピック
YMYL(Your Money Your Life)とは、人のお金や生活に大きな影響を与えるページのこと(直訳は「あなたのお金と人生」)。
高度な専門知識が必要なジャンルです。
例としては、下記のようなジャンルですね。
- 金融(年金、保険、投資、税金、クレジットカード、不動産の購入、ローンなど)
- 医療(健康、病気、薬、メンタルヘルス、栄養、美容など)
- 法律(離婚や親権、遺言書の作成など)
など。詳しくはGoogle General Guidelinesへ。
Googleとしても、これらのジャンルで、誤った情報が広まると困ってしまいます。
よって、専門家、企業、トップブロガーなどが書いた記事以外は、上位表示されるのは厳しいとされています。
Google経由で集客したいなら、YMYL系への参入は基本的に避けましょう。
レッドオーシャン
レッドオーシャンとは、競合(ライバル)が強いジャンルです。
- ジャンルでいうと、ダイエット、美容、ハゲ、脱毛、クレジットカードなど
- YMYLは、基本レッドオーシャン
- 「儲かりやすいジャンル=消費者が大金を払うジャンル」は、基本レッドオーシャン
ちなみに対義語はブルーオーシャンで、競合(ライバル)が弱いジャンルです。
ジャンルが決まらない方へ。失敗してもいいから選んでみる
おそらく、ジャンル選びで迷う方は、「失敗したくない」という考えがあると思います。
たしかに収益化が目的だと思うので、気持ちはわかります。
しかし、ジャンル選びの考え方のコツは、「最初は失敗してもいい」と考えることです。
むしろ、「1サイト目からうまくいく」と思わないほうがいいですね。
そのジャンルのブログを作ってみないと、自分に合っているかはわからないです。
僕も「これが続けられる!」と思ったジャンルでも、「やっぱり違った…」みたいな経験はよくありました。
筆者が経験したジャンル選びの失敗談【学べればOK】
僕が実際に体験したジャンルについて体験談を紹介します。
①恋愛系
1つ目は、恋愛系です。
初心者が稼ぎやすいジャンルとして有名です。市場としても大きく、常に一定の需要があるのでおすすめです。
ただ、個人的にはあまり合いませんでした。
- 続けたいと思えなかった
- これといった実績が作れなかった
「1」は、シンプルに関心が薄かったためです。笑
「2」は、熱量が少ないので、あまり実績を積む気にならならなかった。
それでもやってよかったなと思うのは、
- 自分の価値観と合うジャンル選びが重要だとわかった
- 恋愛に対する経験値が上がった
ということですね。「行動力が上がった」「物怖じしなくなった」という点では、いま取り組んでいるビジネスにも大いに生きています。
②音楽系
2つ目は、音楽系です。
趣味で音楽をやっていたので、音楽ブログを立ち上げました(音楽教室系、楽器、グッズとか)。
月に15万〜20万ほど稼げたものの、個人的に失敗だったなと感じています。
- 音楽は趣味でやりたかった
- ブログより動画で攻めたほうが伝わりやすい
失敗したものの、すごく良い体験になりました。
「1」の途中からビジネスでやりたいと思えなかったのは、仕事ではなく趣味(息抜き)で音楽をやりたかったからですね。
「2」はちょっと高度な話ですが、初心者に音楽の楽しさを伝えられるのは、文章より動画ということです。音楽が文章で楽しめるのは、中〜上級者ですね。
このジャンルが向いている人は、「音楽の経験が豊富で、仕事にしたい人」ですね。
結論:失敗しても得られることは多い
そのジャンルで発信すれば、必ず学べることがあります。
ブログの良いところは、大きな費用をかけずに再スタートを何度でもできることです。
あえて失敗することはありませんが、1〜3つほどジャンルを決めて始めてみましょう。
初心者が取り組みやすいジャンルの例
このジャンルが良い!という正解はないのですが、下記の2つの中から探せるとうまくいきやすいです。
①自分の知識を活かせるジャンルにする
過去に自分が学んだことを発信できるとうまくいきやすいです。
- 仕事で経験がある
- 資格を持っている
- 毎日のように勉強していた
- ずっと続けている趣味
などですね。
「学んだこと+収益化しやすいジャンル」がうまく噛み合えば、収益化までの道のりは短くなります。
②参考にできるライバルサイトがある
「参考にできるライバルサイト」があると、ブログで書く内容を決めやすいです。
逆にそういったサイトがないと、ほぼ自己流でブログを作ることになり、ブログの成功が博打になりやすいです。
ライバルサイトは自分の進むべき道を示してくれているのと同じなので、参考になるサイトは見つけるのは大切です。
ジャンルの決め方についてよくある質問
ジャンルの決め方でよくある質問をまとめました。
書きたいブログジャンルが複数の場合、ブログを分けるべき?
まずは1つのブログに専念することをおすすめします。
2サイト以上あると、どうしても労力が分散してしまいます。結果、アクセスも安定しないので稼げません。
ひとまず、3ジャンル以内に絞り、それを1つのブログで書いてみてください。
(なるべく、1ジャンルずつ攻めていってください)
そのなかで、「伸びたジャンル」「書き続けたいジャンル」をメインジャンルにしましょう。
まとめ|ブログで稼ぐなら、ジャンル選びは重要
ブログジャンルの決め方について解説しました。
稼ぎやすいジャンルを選ぶかどうかで、ブログの収益性は大きく変わります。
「自分に合ったジャンル+収益が出せるジャンル」を選びましょう。
YMYLみたいにあえて失敗するジャンルを選ぶのはダメですが、「1サイト目から絶対うまくいく」という発想は捨てたほうがよさげです。
2サイトでも3サイトでも、ブログは何度でも立ち上げられます。
そのたびにブログ運営がうまくなっていって、収益化への勝ち筋が見えてきます。
あまり腰を重くしすぎず、これだと思ったジャンルに取り組んでみてください。