毎日乗る体重計など捨ててしまえ

毎日乗る体重計など捨ててしまえ

こんにちは、海星です。

今日は、毎日の数値計測は不毛という話をしていきます。不毛どころか害悪ですね。笑

自分でビジネスしてたり、企業でSEO担当してたり、ダイエットしてる人とか、いろいろな人に役立つ話かと思います。

結論から言うと、短期的な数値計測は、やる気がなくなるので失敗します。期待値が高すぎて結果が出る前に撃沈します。

その理由を体重計と絡めて話します。

僕は最近、筋トレをしています。理由は、めっちゃガリガリでして、身長175cmあるのに体重は50kgしかないからです。渋谷で100人捕まえて低BMI競争したら優勝できます。

いまは増量期間で、毎食300gの米、野菜、むね肉、プロテインを摂取しまくってます。そしてYouTube見ながら筋トレをする日々。

で、「そういえば体重計ないから買わないと」と思ってAmazonでポチろうかな、と思ったんですけど、やめることにしました。

なぜかというと、僕の場合は、買ってしまったら気になって毎日計測してしまうからです。

毎日とは言わずとも、3日に1回は体重計に乗っちゃいます。これが最悪な結果を招く(10回増量挫折者は語る)。

まず、毎日乗っても、当然体重は変化してないです。増量なんて、数ヶ月、下手すりゃ半年とかでようやく体重増えたかな?ってレベルです。

なのに、「昨日食べたから今日はどのくらい増えたかな?ドキドキ」みたいな感じで体重計に乗っても、増えてるわけないんです。

同様に、1週間くらい筋トレ&食事を頑張って、「さすがに1週間がんばったら増えてるだろ!」と思っても、ぜったいに増えてません。

そういうものなのです。

で、体重計に乗るたびに期待を裏切られて、やる気がなくなってきます。まだ増えてない、まだ増えてないって。

これが本当にKING OF 不毛。不毛の王になっちゃいますよ。

ビジネスではこういう状態を、「期待値が高い」と言います。すぐに結果が出るだろうとか、爆発的な結果になるだろうとか、期待しすぎている状態のことです。

これらの期待はたいてい裏切られて、やる気が無くなるので、まじでだめです。

短期的な結果が出ない以上、数値を確認するたびに、やる気というのは確実に削がれていきます。萎えますから。1日ごとに学力テストをしてるようなもんですよ。そりゃ萎えます。

それで増量する気力を失ったら、まじで一生、体重が増えないですね。言い換えれば、体重計に乗るたびに、痩せに向かっています。

ダイエットしてる人には甘美な響きですが、痩せたい人なら、体重計に乗るたびに、増量に向かってるのと同じということです。

だから、しょっちゅう確認したらアカン。たま〜に確認しましょう。

今回は体重計で例えましたが、要するに、数値計測できるものは「羅針盤」として使えばいいのです。

おおまかな方向性が合っているかだけ確認します。大体、北に向かっているな。と。これだけでOK。

これを、いちいち、「あ、いま4度東にずれて北北東になっちゃった!ショック…」とかやってたら前に進めません。

たしかに300kmくらい距離があって、目的地が超小さい村とかだったら、ちょっとのズレは大惨事です。でも、北極につけばいいなら大体北に進めてればオッケー。てか1分1秒を常に真北に進むって無理ゲーなんで、そんなに頻繁に確認する必要はありません。

体重で言えば、60.64943kgぴったりを目指そうってわけじゃなくて、大体60kg前後を目指せばオッケーみたいな感じ。ボクサーじゃないんだから。

大まかな確認を、たまにすればよい。ということ。

ビジネスに話を戻します。

例えばメディアをやっているとして、Googleアナリティクスを毎日見ている人がいたらまじで注意です。企業勤めなら給料出るからまだいいですけど、とくに個人ビジネスは気をつけましょう。

ほんと、短期間で伸びるわけないんで、まーじで見なくていいです。1ヶ月に1回でも多いかなって思います。確認に心血を注いじゃ、だめ。

ここ、めっちゃ重要です。

「Googleアナリティクスを毎日確認するな!」

こういうシンプルな話って、成功・不成功を左右するんですよ。よく成功者は「成功法則はシンプルだ」みたいなこと言いますけど、あれはまじだなと思いますね。

また羅針盤で例えますけど、

北極に行きたいとして、

  • Googleアナリティクスを見ない = 北に進む
  • Googleアナリティクスを見る = 東に進む

くらいの違いがあります。後者はまじでたどり着きません。北に進むか東に進むかって話も「シンプル」ですよね。でも結果には大きな違いが生まれる。

だからこういうシンプルな忠告は、自分が60%以上の納得感があるなら、とりあえず聞いていおいたほうがいいです。

あと補足しておくと、SEO担当者ですね。SEOのアフィリエイトサイトとか運営しているケース。

僕もやってましたけど、こういう人たちって、ほんとに毎日のように順位を見たり、アクセス数を見たりしています。Googleのコアアップデートが〜とか。

これね….。

ここにきて、すごく不確かなことを言うことを許してください。

僕は、それはビジネスモデルとして根本的に間違っていると思います。あくまで仮説ですけど。

まずアクセス数とか、順位とかに一喜一憂するほど依存度が高いメディアは作るべきではない笑。

一喜一憂する時点で、どう考えてもビジネスとして安定するわけないじゃないですか。土台無理ってやつ。

順位が下がってSEO流入が落ちたら売上が半分消えるとかね。こういう依存度高すぎる(Googleに対して)のはそもそもやるべきではないと思うんだよなあ。。。

そもそもビジネスなの?と思ってしまいます。FXとかと同じじゃね?って。

し、ビジネスって人に価値を提供して、(感謝されて)対価をいただく。というのが原理原則(ルール)です。

だから、同じようなコンテンツを量産するSEOサイト(1〜10位すべて同じような情報を書いて、固定客がつかない)のは、原理原則から外れてると思うんですよね。順位も塗り替えられて当然だなと思います。

そういうビジネスが安定しないのは、そもそもビジネスとしての原理原則を無視しているから、と個人的に考えています。

ちょっと話がSEO寄りに逸れましたので、戻ります。

数値計測は、この頻度でやろう、と一概には言えないですけど、たまに見るくらいにしましょう。

体重計をしょちゅう確認するくらいなら、捨てるか押し入れに封印してしまったほうがよいです。

それよりも、やる内容にフォーカスしたほうがいいですね。増量なら筋トレや食事、ダイエットも同じ。ビジネスならコンテンツの質と量。みたいに。

増量期間中の僕だったら、とにかく淡々と筋トレをこなす。淡々といっぱい食う。結果はどうでもいいから、そこに充実感を感じるまでこなす。

筋トレに集中してるって、純粋に楽しいですよ。少なくとも最初はそれでいいじゃないですか。

ビジネスなら、アクセス数とかどうでもいい。それより、学ぶ。学んだ内容を、正しいフォームでアウトプットすることに集中する。そして量をやる。繰り返す。復習する。で、LINEとかメルマガやってるなら、「お、読者から反応きたな」って思えればいいです。

僕はギターをやってたんですけど、もし熟練度が数値計測されたら、きっとすぐ挫折してますね笑。ぜんぜん上手くなってないやんけと。そう思った時点で、負けます。

というわけで、今日はそんな感じ。

ちなみに、僕はGoogleアナリティクスにアクセスしても閲覧できないようにしてます。ChromeのBlock Siteっていう無料の拡張機能を使ってます。

使ってみてね。

数値を計測より、もっともっと重要なことに心血を注ぐべき。あなたがやるべきは数値計測じゃないよ!!

ありがとうございました。

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はじめまして、物書きの海星です。

ちょろっと自己紹介します。

新卒で事務員になりましたが、仕事から逃げたくて、2年半で退職しました。

趣味でブログを書いていた経験を活かしてフルリモートのWebライターや編集者を経験したりしました。

自分のビジネスも始めて、趣味の音楽で月に20万円を稼ぐことができました。実働は20時間とかそこらです。

「自分は何でもできるんや!俺TUEEE」と調子に乗ってシステムエンジニアに転職した矢先、ブラックすぎて適応障害になりました。社会復帰に1年以上かかるという。

ただ、その後もなんとか復帰して、ライター、編集者、ディレクター、マーケターなどの仕事をこなしました。

結果、今は色々なスキルを獲得して、1つの組織に依存することはありません。会社をやめたいときにやめて、フリーになって、どこかに入りたくなったら入る。

職業においてかなり自由な生活を送っています。

こう言うと、すごいと言われますけど、嫌なことから逃げ続けた結果だと思っていますw

勉強さえすれば、誰でも実績は作ることができるので、その実績をもとに転職するなり起業するなりしたほうが、人生が思いもよらない方向に転がると思ってます。

1つの組織にいる努力も素晴らしいですが、僕はそれとは真逆の人生を送っています。

このブログを色々みてもらって、ぜひ刺激にしてもらえたら嬉しいです。

もっと詳しいプロフィールは下記より。

>>> 海星のどん底紀行。適応障害から今に至るまで

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