こんにちは、海星です。
今回は、簡単に文章を上達させる裏技を紹介します。
いきなり結論ですが、他人の記事を添削すると説得力のある文章が書けるようになりますよ。
なぜなら、自分自身が読者の立場になることで、客観的な視点が増やせるからですね。
他人の記事の添削は、文章歴に関わらずほんとうにおすすめな方法です。
さっそく紹介していきますね。
なぜ他人の記事を添削すると文章力が上がるのか?
記事を添削すると文章力が上がるロジックは、下記のとおりです。
- 他人の記事を見る(読者の立場に立つ)
- わかりにくいところ、理解できないところに気づく(視点を獲得する)
- より良い表現を考える(思考力を鍛える)
- 文章を書き直す(自分の頭に定着させる。使えるようにする)
- 自分の記事を書くときも、新しい視点と思考を活かした文章が作成できる(同じ轍を踏まない)
という感じですね。
他人の文章であれば、わかりにくいところがあればすぐに気が付きますよね。
例えば、「知らない専門用語があるな」「言葉足らずでわかりにくいな」といった具合にです。
自分自身が読者の立場に立つことで、第三者の視点を簡単に獲得することができます。
獲得した視点をもとに文章を考え直すことで、「第三者が理解できる文章を作る思考」が鍛えられます。
例えば、「専門用語は解説したほうがいいな」「この一文があると伝わりやすいな」などを考えられるようになります。
そして、文章を書き直すことで、新しい知識を頭に定着させ、自由に使えるようになります。
知識はアウトプットすることで初めて自分の血肉になります。「文章を直す」ということがすでにアウトプットになっているんですね。知識は使うことで使えるようになります。
最終的に、いざ自分が記事を書くときにも、新しく獲得した知識や視点を存分に使うことができるわけです。例えば、「専門用語を使うときは解説を入れる」といった感じですね。
自分が添削した内容と同じ過ちは繰り返しません。
以上のことから、僕は人の記事をよく添削しています。おかげで、以前より文章力を伸ばすことができました。
これを応用して、ランディングページやブログ記事を見ては、勝手にリライトしています。
(やってみるとわかるのですが、他人の記事で直せる部分は意外と多いです)
添削をしている人は少ないと思いますが、驚くほど実力が上がるのでおすすめです。
他人の記事を添削する手順
他人の記事を添削するには、無料ノートアプリとして有名な「Evernote」を使いましょう。
- Evernoteをダウンロード(Web版よりアプリ版がよい)
- Chrome拡張機能のEvernote Web Clipperをダウンロード
- Web Clipperを起動して、「簡易版の記事」→「クリップを保存」
- Evernoteに保存した記事を添削!
Chromeの拡張機能「Web Clipper」を使うことで、ネット上の記事をEvernoteに保存することができます。Web Clipperを起動したら、「クリップを保存」しましょう。
保存された記事は、Evernote上で自由に編集ができるんですね。
これで、自分がわかりにくいと感じた文章を添削していきましょう。
※添削と言うよりは、厳密には「リライト」のほうが近いかもしれません。
まずはネット上の記事を2〜3個ほどピックアップして、さっそく添削してみてください。
自分が勉強したい分野の記事を選ぶのがおすすめです。その理由も解説しておきますね。
Evernoteを使って記事を添削すると良質なインプットになる
Evernoteを使って記事を添削すると良質なインプットになります。
つまり、記事の内容を効率よく勉強できるということです。
- 他人の記事を添削する=自分でも分かる言葉に直す
- 添削の過程で、記事内容のインプットにも繋がる
- 自分で直した文章だから、記事内容も復習もしやすい
他人の記事でわかりにくい箇所は、「自分でも分かる言葉」に直して書きます。
自分の言葉に直すというプロセスを踏むことで、記事の内容を記憶しやすいです。
さらに、自分でも分かる言葉で書いたので、できあがった記事は驚くほど読みやすくなります。復習するときにも、重要な部分がスラスラ頭に入ってきます。
以上のことから、もし勉強したい記事を見つけたら、添削(リライト)してみてください。文章力が上がるだけでなく、知識まで定着するのでお得ですよ。
記事を添削するときの3つのコツ
他人の記事を添削するコツは、以下の4つです。
- 音読する
- 不要な文章を削って短く伝える
- 中学生でもわかる言葉に変える
- 結論を先頭に持ってくる
という感じです。
ポイントは、一文をなるべく短くすることです。
文章が冗長で、伝えたいことがよくわからない文章は多いです。
理想を言えば、文章は1文字でも少ないほうがいいです。短い文章であればあるほど、読者が理解しやすくなります(もちろん短くても伝わるという前提で)。
普段から短い文章で書ければ、執筆スピードも上がるし、読者にも伝わりやすくなる。一石二鳥なんですよ。
端的に伝えるためのエッセンスを学習するなら、『解決は1行。』という書籍がおすすめです。
音読をすることで文章の違和感に気づきやすいので、添削の際は声に出して読んでみてください。
まとめ
他人の記事を添削すると文章力が上がるロジックは下記のとおりでした。
- 他人の記事を見る(読者の立場に立つ)
- わかりにくいところ、理解できないところに気づく(視点を獲得する)
- より良い表現を考える(思考力を鍛える)
- 文章を直す(自分の頭に定着させ、使えるようにする)
- 自分の記事を書くときも、新しい視点と思考を活かした文章が作成できる(同じ轍を踏まない)
他人の記事を添削するには、Evernoteを使ってみてください。
- Evernoteをダウンロード(Web版よりアプリ版がよい)
- Chrome拡張機能のEvernote Web Clipperをダウンロード
- Web Clipperを起動して、「簡易版の記事」→「クリップを保存」
- Evernoteに保存した記事を添削!
他人の記事を添削するときは、下記の3つを意識しましょう。
- 不要な文章を削って短く伝える
- 中学生でもわかる言葉に変える
- 結論を先頭に持ってくる
他人の記事の添削はアウトプットだけでなく、インプットもできてしまうお得な方法です。
執筆経験が少ないと、「自分に人の添削なんてできない…」と感じてしまうかもしれませんが、そういう方ほどやってみてほしいです。
ライターを採用する企業によっては、いきなり記事を書き始めるのではなく、記事の添削から研修させることもあります。
それくらい基礎が詰まっている有効な方法なので、ぜひおためしください。
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僕も新米Webライターのころからブログをやっていました(なんなら、企業の面接でブログを紹介したら一発合格でした)。
毎日、自分で考えて文章を書くのはメリットがたくさんあるので、ぜひ挑戦してみてください。
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今回は以上になります。