こんにちは、海星です。
今回は、WordPressブログが検索結果に表示されない理由について解説します。
- 記事を書いたけど検索結果に表示されない
- 表示させやすくする方法を知りたい
ブログや記事が検索結果に表示されていないと、不安ですよね。
この記事では、「①表示状況を正しく確認する方法」と、「②表示されていない場合の解決策」を順番に解説します。
当記事で取り上げている必要なポイントをおさえておけば、表示の可能性をグンと上げることができますよ。
それでは、解説していきます。
検索エンジンへの登録を確認する2つの方法
まずは、自分の記事がほんとうに登録されていないのか、状況を確認しましょう。
検索エンジンへの登録を確認する方法は、下記の2つです。
どちらで確認しても大丈夫です。
検索コマンド「site:」で確認する
Googleの検索エンジンを使って、検索エンジンに登録されているかを確認できます。
Google検索において「site:確認したいURL」で検索します。
記事がヒットすれば、きちんとインデックスされています。
逆に、検索エンジンに登録されていない場合は出てきません。
Googleサーチコンソールで確認する
Googleサーチコンソールでも、登録状況を確認できます。
サーチコンソールにアクセスして、上部の検索窓に対象のURLを打ち込みます。
「URLはGoogleに登録されています」と表示されれば、登録されています。
「URLがGoogleに登録されていません」と表示された場合は、検索エンジンに登録されていません。
※サーチコンソールのWordPress導入方法は、下記をご覧ください。
WordPressブログが検索結果に出てこない理由は?
ブログや記事が検索エンジンに表示されないのは、Googleの検索エンジンに登録されていないからです。
例えば、下記のような理由で登録されていないことが多いです。
ブログを開設して日が浅い
ブログを開設してから3〜6ヶ月は、検索エンジンに登録されにくい状況が続きます。
ブログの信頼性が溜まっていないので、すぐに表示させるのが難しいからです。
そうでないと、悪質なサイトや、低品質のサイトが上位表示しやすくなってしまうためです。
例えば、ブログに10記事ほどしかない段階なら、まだ焦るタイミングではないです。
良質な記事が溜まってブログのレベルが上がってくると、徐々に検索結果に表示されやすくなりますよ。
ガイドラインに違反している
Googleは、ガイドラインに違反している記事はインデックスしません。
例えば、下記のような記事ですね。
- 独自性がない(コピペした記事)
- 情報量が少ない
- 読みにくい(見出しなどがない)
インデックスの詳しい状況は、サーチコンソールから分析できるので一度確認してみると良いでしょう。
ちなみに、悪質な場合はペナルティが課されることもあります。
Googleからペナルティを受けていないかは、サーチコンソールの「手動による対策」で確認できます。
noindexになっている
「noindex」とは、Googleにインデックスされないようにするタグです。
意図的に設定しない限りは基本はオフになっているはずですが、念のため確認方法を解説します。
WordPressの管理画面からブログ全体がnoindexになっていないか確認する
WordPressの「表示設定」を開きます。「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入っていなければ問題ありません。
記事ごとにnoindexになっていないか確認する
SEO対策プラグインを使えば、記事ごとにnoindexの設定ができます。
僕が使っている「SEO SIMPLE PACK」では、記事の編集ページからnoindexに関する設定ができます。こちらもnoindexになっていないか確認してみてください。
ブログを検索結果に表示させる5ステップ
ブログを検索結果に表示させる方法として、下記の5つがあります。
1. サーチコンソールでリクエストを送る
サーチコンソールから、インデックス登録をリクエストすることができます。
まずは、サーチコンソールでURLを検索しましょう。
URL検査のなかの「インデックス登録をリクエスト」をクリックします。
しばらく待つと、リクエスト済みの画面が表示されます。
これで、Googleが記事をクロールしやすくなります。
2. XMLサイトマップを作成する
XMLサイトマップは、Googleのクローラーがサイトの構造を理解しやすくするもので、結果的にインデックスされやすくなります(参考:Google公式セントラル)。
プラグインで簡単に作成して、サーチコンソールから送信できます。詳しくは下記の記事をご覧ください。
3. 数日〜1週間ほど時間を置く
個人ブログの場合、インデックスまでに1週間以上かかることはよくあります。
大手のサイト・歴が長いブログは、すぐにインデックスされる傾向があります。
「1」「2」の手順を試したら、少し待ってみましょう。
4. 記事をリライトする
「いくら待ってもインデックスされない」場合は、コンテンツを改善することを考えましょう。
内部リンクを貼る
まずは、記事が孤立していないか確認してください。
新しい記事を作ったら、必ずブログ内の他の記事からリンクを飛ばしましょう。
【ブログ内の記事】→【インデックスさせたい記事】
上記のような感じでリンクを繋げます。
そうすることで、Googleが記事を見つけやすくなります。
内部リンクを貼ることで、インデックスさせたい記事のSEO評価も上がり、読者も巡回しやすくなり良い事づくしです。
有益なコンテンツを作る
Googleは、有益なコンテンツのみインデックスします。
理由は、価値の低いコンテンツを世の中に広まっても得がないからですね。
ものすごく端的に言えば、「読者のためになっているか?」ということですね。
初心者の方でも、Google公式が掲げるSEOスターターガイドは一読しておいたほうがいいですね。
面倒に思うかもしれませんが、公式の情報がもっとも新鮮で、間違いない情報ですよ。
また、記事のリライトに関するポイントは下記の記事でも解説しています。
5. 記事を統合する、または削除する
インデックスされない場合は、他の記事の統合することも有効です。
例えば、同じような内容を書いている場合は、1つの記事でまとめて解説するのがおすすめです。
似たようなページや内容がほとんど同じようなページが多い場合は、各ページの内容をもっと充実させるか、それらのページを 1 つに統合することも検討します。また、サイトのいろいろなページに長々とした文を繰り返し貼り付けるのは避けましょう。たとえば著作権についての注意書きなら、各ページの末尾に長々とした全文を貼り付けるよりも、ごく簡単な概要だけを記載して、詳細を説明している別ページへのリンクを付記したほうが効果的です。
Google AdSenseヘルプ
「4. 記事をリライトする」で解説した内容は、ページの内容を充実させる方法でした。
それ以外にも、既存のページの要素として移したり、新しいページの素材にしたりと、活かすことはできるかもしれません。
もしリライトしても改善の見込みがない場合は、いったん非公開や削除にしてしまってもいいでしょう。
品質の低い記事を残しておくと、サイト全体の検索順位にも影響するからです。
まとめ|インデックスを促しつつ、コンテンツのクオリティをあげよう
とどのつまり、インデックスさせるにはコンテンツ(記事)のクオリティを上げるのが効果的です。
それには、「読者にどんな価値をもたらしているか?」と自問することです。
僕も過去に、独りよがりな記事を100記事ほど量産しましたが、いま考えるとインデックスされなくて当然だなと思います笑。
最初は「価値ってなんだろう?」というところから始まるのですが、他のサイトなども参考にして、読者や自分がどんなことに価値を感じるのか分析してみるといいですね。
それでは、今回は以上です。