こんにちは、海星です。
今回は、ブログで情報発信をする上で「実名」と「匿名」どちらがおすすめかについて解説します。
- 「実名」か「匿名」かで迷っている
- 顔出しは必要?
- 実名の危険性やデメリットは?
- それぞれどんな人が向いている?
結論から言うと、「匿名」で大丈夫です。
その理由を本文で解説していきますね。それではどうぞ!
結論:基本は「匿名+顔出しなし」でOK
ここでは、匿名=実名でないハンドルネームやペンネーム、と定義します。
結論は、迷っているなら「匿名+顔出しなし」でOKです。
収益性、立場、活動目的、すべてにおいて問題が発生しないのが匿名だからです。
実名で活動すると支障が出る人は一部いますが、匿名がダメな人はいません。
初心者が始める上でも安全で、悩むことも少ないんですね。
「匿名ががものすごくおすすめ!」というわけではありませんが、「匿名で大丈夫」という感じですね。その理由をもうすこし詳しく説明しましょう。
匿名で良い理由①:一般の方の場合、収益性は変わらない
一般の方が、実名と匿名のどちらでブログを始めても、収益に大きな差はありません。
「実名だと信頼されてモノが売れる」というわけではないからです。
人脈が多い人は名前も影響しますが、基本は「発信内容」で収益性が決まります。
YouTuberにしても、音楽アーティストにしていも、匿名の人は多いですよね。それでも消費者は、グッズやチケットなど、匿名の人からモノを買っています。
名前が何かではなく、主に「人柄」や「発信内容」を見て買っているからですね。
一方で、すでに現実世界でブランドがある人は、実名を使って収益を伸ばすことが可能です。例えば、司法書士として開業している方が、実名ブログから集客する場合などですね。
こういったケースを除けば、実名で発信するうえで収益性は大差ないと感じます。
ただし、アフィリエイトのような広告ビジネスをやる場合は、本業とのイメージのギャップが生じる場合があります。逆ブランディングにならないよう、匿名のほうが安全です。
ちなみに匿名で始めて、あとから実名を出すという方もいるよ。名前を変えても、ファンであれば意外と覚えてくれるみたい!
匿名で良い理由②:どんな立場の人でも問題なし
匿名であれば、どんな立場の人でもブログを始めることができます。
- 副業禁止の会社員
- すでに実名にブランドがあり、ブランドを傷つけたくない人
- ネットでの発信が初めてな人
上記のような立場の人でも、匿名であれば自由に発信できますね。
あと意外と見落としがちですが、「ネットを使った情報発信の初心者」も匿名はおすすめですよ。
現実世界では開業もしていて、コミュニケーション力に長けている方でも、ネットでの発信はなぜか苦手になってしまう人もいます。
結構、実名で発信して逆ブランディングになってしまっている人は多いです。
そんな方が発信を学ぶ上でも、匿名から始めるのはアリです。
匿名で良い理由③:活動目的に左右されない
ブログの活動において、匿名であることが活動の支障になることは少ないです。
先ほど解説したように、「現実世界で実名で活動しているから、さらにブランドを強化したい」であれば実名でいいでしょう。
しかし、匿名がダメというわけではありません。
匿名ブログで集客して、実名のブランドサイトに流す、なんてことも可能だからです。
よって、「迷ったら匿名でいい」というのが当ブログの結論になります。
匿名のメリット・デメリット
匿名でブログを運営するメリット・デメリットを簡単にご説明します。
メリット
匿名でブログを運営するメリットは、下記のとおりです。
- 身バレしない
- 発言の自由度が高い
- 読者にとって理想のキャラクターを作りやすい
「安全に活動できる」「ブログ独自のキャラクターが作りやすい」というのが大きいですね。
キャラクター作りは実名でも可能ですが、気持ち的に抵抗がある人もいますからね。笑
デメリット
一方で、匿名でブログを運営するデメリットは、下記のとおりです。
- 現実世界での評価を引き継げない
- (活動初期は)実名より信頼性に欠ける
現実世界で活動をしている方、実績や信頼がある方は、その評価を引き継げなくなります。
そのため、活動初期に信頼性を活かして収益を伸ばす、といったことはできませんね。
実名のメリット・デメリット
続いて、実名でブログを運営するメリット・デメリットを紹介します。
メリット
実名でブログを運営するメリットは下記のとおりです。
- 自分の名前の価値が上がる
- 現実世界での評価を活かせる
- 質の高いコンテンツを作る意識ができる
実名を使うことで今までの評価が活かせるのは魅力的です。
また、「実名だからしっかり書こう」という意識にはなるのは確実にメリットです。
実名を使う場合は、逆ブランディングには注意したい
逆ブランディングとは、お客さんが離れるブランディングのことです。
平たく言えば、発信が下手ということです。
以前僕は、パーソナルジムを探していました。そのときに、偶然トレーナのSNSを拝見したのですが、「うぜー」「だりー」みたいなこと書いてました。
最初は、写真の人柄も良さそうだったので通おうと思っていたのですが、やめました笑。
これは極端なのでわかりやすいですけど、「これじゃ読者はついてこないな」という発信はしないようにしましょう。
デメリット
一方で、実名でブログを運営するデメリットは下記のとおりです。
- ブログ活動が良くも悪くも現実世界に影響する
- 書ける内容が限定される
実名の場合は、誰かにバレる可能性は高いですね。知人にウォッチされる可能性も考えておいたほうがいいでしょう。
また、プライベートなことは書きにくいというのもありそうですね。
実名の危険性は?
実名だと、炎上したときはリスクがあります。
しかし、よほどたちの悪い発信をしない限り、炎上するリスクは低いですね。
有名なブロガーにならない限り、そこまで危険性は高くないと言えます。
むしろ、近い間柄の人にバレて、関係が崩れる。みたいなことに注意したいですね。
【反論】匿名のデメリットは本当?
巷の記事を見ていて、少し違う気がする、と思ったことを書いてみますね。
「実名」だと知り合い・友達に読んでもらえない?
結論から言うと、匿名でも読んでもらえます。
FacebookやTwitterで「こういうブログ開設したよ!」と言えば、問題なく読んでもらえますね。
友達がブログ始めた、となれば誰でも興味持ちます。笑
たしかに、実名だと知り合いや友達にも読んでもらいやすいし、応援されやすいかもしれません。
でも、それが実名か匿名かどうかは問題ではないと思います。
「匿名」だと信頼性に欠ける?
これもなんとなくわかります。
ただ、厳密には匿名で始めたから信頼性に欠けるわけではないと思います。
原則、ネットで活動するときの名前への信頼性は、みんな0スタートです。
例外として、現実世界でブランドがある人のみ、プラススタートになる、というイメージですかね。
例えば僕が、「木村○○」という名前で活動して、実際に本人であれば、信頼性はプラススタートで活動できます。
しかし、仮に「宮本 貴之」という実名っぽい名前で活動するとして、みなさんが信頼するか?といえば違いますね。
おまけに、「宮本 貴之」が実名かどうかはわからないですよね(ちなみに偽名です、スミマセン)。
というわけで、どんな名前を使っても「信頼性が欠ける」とまでは言えません。
「あだ名」か「フルネームの偽名」かでは若干印象が変わるので、自分の読者の属性を見極めて決めましょう。
【番外】顔出しはどうすれば?
顔出しをすれば、信頼性は上がります。
ただ、「顔出ししたくない」という人は無理に出す必要はありません。
「有名になりたい」「早めにお金を稼ぎたい」「発信内容に顔出しが必須」など、活動目的や内容によりますね。
個人的に、ブログ発信は顔出しなしでも青天井で売上が出るので、顔バレリスクをおかしてまでやる必要はないかなと思ってます。
「顔出しなしでビジネスなんてありえない!」とかもあると思うので、そこはその人のビジネスとの向き合い方次第ですね。
実名 or 匿名で悩むよりもコンテンツの質をあげよう
超ちなみになんですけど、僕は「匿名+顔出しなし」で音楽教室を営んでいました。
ネットですべて完結していたので、生徒に対しても、顔出しはしていません。
それでもお金を頂いていて、感謝もすごくされて、ちゃんとビジネスとして成立しました。
要するに、「何を発信するか」「どれだけ良い内容にするか」のほうが大切なんですね。
「匿名」or「実名」で悩むのではなく、良いものを作ることに悩みましょう。
まとめ|稼ぐなら「匿名」で問題なし
ブログで稼ぐなら「匿名+顔出しなし」でOKです。
理由は、収益性、立場、活動目的、すべてにおいて問題が発生しないのが匿名だからです。
とはいえ、匿名をおすすめするわけでも、実名がダメというわけでもありません。
迷っているなら、匿名で始めて、早めのスタートダッシュを決めてしまったほうがいいかなと思う次第です。