最近、インプットするときに、あえて手書きしている。
今まではPCにひたすら早打ちしたていたのだが….。
結論、手書きはめっちゃいい。
何がいいか?
それは、情報と向き合えることだ。
あなたが書籍やWebの情報を見て、「これは重要だ!」と思ったとしよう。
すかさずPCにタイピングする。
そして、また重要な文章を見つけては、タイピングする。
素早く、綺麗に、大量に、情報をまとめていける。なんて便利なんだ。
しかし僕は、それが裏目に出ることもあると思った。
たしかに次々に情報を記録できるのは素晴らしいことなのだが、
次々とタイピングすることは、
情報と別れを告げる速度を早めているのと同じだと思う。
情報が頭の中を通過して、すぐに忘れてしまう。
インプットの体験が、とても軽い。
だから、そこをあえて、
10秒でタイピングできる情報を、30秒かけて書き写す。
ということをやってみた。
このスローな体験は、1つ1つの情報が記憶に焼き付いている感じがする。
なんでもかんでもタイピングしていたときに比べて、
得た情報を忘れにくい。
強制的に立ち止まって、じっくりじんわりと、情報と向き合うことになる。
ぜひ一度、やってみてほしい。
現代人なら、情報をはやく書き写してしまいたいと思うかもしれない。
書いている時間が、もったいない。
でもそこにもメリットはちゃんとある。
書くのが億劫だから、書く情報は厳選するようになるということだ。
つまり、情報の選球眼を養える。
効率化の代償は、味気なくなることや、深みがなくなること。
たくさんの情報に触れてきた人こそ、こんどは絞ってみてはどうだろうか。
100冊の本を読むより、1冊の本を10回読む。
さらに、1冊の本のワンフレーズとの濃い時間を育む。
100冊の本と知り合いである状態が、「よっ友」が100人いるような状態になっていないか?
1人の友人と、1つ1つの会話と大切にしてみるほうが、得られるものは大きい。
その具体的なハウツーとして、手書きメモを推奨してみる。
ちなみに、無印のメモ帳を買った。A6のポケットサイズ。スマホを家に置き、代わりにメモ帳を持ち歩いてみたい。
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