10分で終わるBackWPupの初期設定【WordPress】

悩む人

WordPressのバックアップを取りたい。BackWPupの初期設定がわからないから、やり方を教えて!

こんな疑問にお答えします。


こんにちは、海星です。

今回は、BackWPupの初期設定のやり方について、向けに解説します。

本記事の内容

  • BackWPupとは
  • WordPressで取るべきバックアップデータの種類
  • BackWPupの初期設定・使い方

この記事で得られること

  • BackWPupでWordPressのバックアップを取る方法がわかる

WordPressのバックアップは、下記のようなケースに備えて必ず取ったほうがいいです。

  • ブログのデータが消えてしまった
  • PHPファイルをいじっていて、画面が真っ白になってしまった(初心者あるある)
  • WordPressのアップデートで不具合が出てしまった
  • 第三者によるクラッキングでWordPressを乗っ取られた
  • 誤った操作をしてしまい、前の状態に戻したい

WordPress運営でアレコレ試行錯誤していると、思わぬミスや不具合が発生します。不測の事態に対応するべく、バックアップを取っておきましょう。

初期設定についてはおおよそ10分くらいで終ります。

それでは解説していきますね。

目次

BackWPupとは

BackWPupとは、WordPressのバックアップを自動で取ってくれるプラグインです。

BackWPupの特徴

  • 自動でバックアップを取ってくれる(データはサーバー内に保存します)
  • 利用者が多く、信頼性の高いプラグイン

多くのブログ運営者が使っているので、必ず入れておきましょう。

WordPressで取るべきバックアップデータの種類

WordPressで取るべきバックアップデータは、「WordPressファイル」と「データベース」の2種類です。

WordPressで取るべきバックアップデータの種類

  1. WordPressファイル
    • プラグイン
    • デザインテーマ
    • 画像や動画、PDFなど
  2. データベース
    • ブログ記事(装飾を含む)

上記のとおりです。

これらのデータをバックアップするための初期設定をしていきましょう。

BackWPupの初期設定・使い方

BackWPUpの初期設定を行います。

一度設定すれば基本的にやることはないので、最初だけがんばりましょう。

準備:BackWPupをインストール・有効化する

まずは、BackWPupをインストールして、有効化します。

プラグインをインストール・有効化する手順は下記の記事をご覧ください。

続いて、バックアップ設定をしていきましょう。

  1. WordPressファイル
  2. データベース

上記の順番で行います。

1. 「WordPressファイル」のバックアップ設定

まずは「WordPressファイル」のバックアップの設定です。

左メニューのBackWPupから「新規ジョブを追加」をクリックします。

続いて、ジョブの設定(自動でバックアップを取るための設定)をしましょう。

ジョブの設定には、「一般」「スケジュール」「宛先」の3つがあるので、順番に解説します。

一般の設定

「一般」の設定からです。

  1. このジョブの名前:WordPressファイル
  2. このジョブは…:ファイルのバックアップ
  3. バックアップファイルの保存方法:フォルダーへバックアップ
  4. 「変更を保存」をクリック

「フォルダーへバックアップ」にすることで、お使いのサーバー上にバックアップされます。

スケジュールの設定

次に、スケジュールを設定します。

上部にある「スケジュール」タブをクリックしてください。

  1. ジョブの開始方法:WordPressのcron
  2. スケジューラー:毎週 日曜日 3時0分
  3. 「変更を保存」をクリック

「WordPressのcron」にすると、スケジューラーで設定した時間に自動でバックアップされます。

バックアップの実施時間は、アクセスが少ない深夜3:00を狙います。

WordPressファイルは、容量が大きいので週に1回のバックアップを取るようにしましょう。

宛先の設定

最後に、宛先(保存先をどこにするか)の設定をします。

上部にある「宛先: フォルダー」タブをクリックしてください。

  • バックアップを格納するフォルダー:uploads/backwpup-file/

この設定をすると、サーバー上のuploadsフォルダ内に、「backwpup-file」という名前でフォルダが作成されます。下記のような感じです。

この中に、WordPressファイルのバックアップが溜まっていきます。

以上で、WordPressファイルのバックアップ設定は完了です。

2. 「データベース」のバックアップ設定

次に「データベース」のバックアップの設定です。

左メニューのBackWPupから「新規ジョブを追加」をクリックします。

続いて、ジョブの設定をしましょう。

ジョブの設定には、「一般」「スケジュール」「DB バックアップ」「宛先」の4つがあるので、順番に解説します。

一般の設定

「一般」の設定からです。

  1. このジョブの名前:データベース
  2. このジョブは…:データベースのバックアップ
  3. バックアップファイルの保存方法:フォルダーへバックアップ
  4. 「変更を保存」をクリック

スケジュールの設定

次に、スケジュールを設定します。

上部にある「スケジュール」タブをクリックしてください。

  1. ジョブの開始方法:WordPressのcron
  2. スケジューラー:毎日 3時0分
  3. 「変更を保存」をクリック

データベースには大切な記事が入っているので、毎日バックアップを取りましょう。

DB バックアップの設定

次に、DB バックアップの設定をします。

上部にある「DB バックアップ」タブをクリックしてください。

  1. バックアップファイルの圧縮:GZip

ファイルをGZipで圧縮することで、バックアップデータの容量を削減できます。

宛先の設定

最後に、宛先の設定をします。

上部にある「宛先: フォルダー」タブをクリックしてください。

  1. バックアップを格納するフォルダー:uploads/backwpup-database/

先ほどと同様の説明ですが、サーバー上のuploadsフォルダ内に、「backwpup-database」という名前でフォルダが作成されます。

この中に、データベースのバックアップが溜まっていきます。

以上で、データベースのバックアップ設定は完了です。」

BackWPupを使って手動でバックアップを取る方法

BackWPupは、手動でバックアップを取ることもできます。

[ BackWPup ] > [ ジョブ ] をクリックして、作成したジョブの画面に移ります。

「今すぐ実行」をすると、バックアップが取れます。

下記のように、「ジョブ完了」と表示されたらバックアップ完了です。

なお、バックアップしたファイルは、[ BackWPup ] > [ バックアップ ] からローカルにダウンロードできますよ。

まとめ|バックアップは確実に取ろう

BackWPupを使ってバックアップを取る方法を解説しました。

バックアップがないとせっかく作った資産が0になりかねないので、必ず取っておきましょう。

今回は以上です。

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はじめまして、物書きの海星です。

ちょろっと自己紹介します。

新卒で事務員になりましたが、仕事から逃げたくて、2年半で退職しました。

趣味でブログを書いていた経験を活かしてフルリモートのWebライターや編集者を経験したりしました。

自分のビジネスも始めて、趣味の音楽で月に20万円を稼ぐことができました。実働は20時間とかそこらです。

「自分は何でもできるんや!俺TUEEE」と調子に乗ってシステムエンジニアに転職した矢先、ブラックすぎて適応障害になりました。社会復帰に1年以上かかるという。

ただ、その後もなんとか復帰して、ライター、編集者、ディレクター、マーケターなどの仕事をこなしました。

結果、今は色々なスキルを獲得して、1つの組織に依存することはありません。会社をやめたいときにやめて、フリーになって、どこかに入りたくなったら入る。

職業においてかなり自由な生活を送っています。

こう言うと、すごいと言われますけど、嫌なことから逃げ続けた結果だと思っていますw

勉強さえすれば、誰でも実績は作ることができるので、その実績をもとに転職するなり起業するなりしたほうが、人生が思いもよらない方向に転がると思ってます。

1つの組織にいる努力も素晴らしいですが、僕はそれとは真逆の人生を送っています。

このブログを色々みてもらって、ぜひ刺激にしてもらえたら嬉しいです。

もっと詳しいプロフィールは下記より。

>>> 海星のどん底紀行。適応障害から今に至るまで

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