こんにちは、海星です。
インプットは言わずもがな大事です。
でもそれがちゃんと「栄養」となっているのか、はたまた「毒」になっているのかは考えておきたいです。
結論としては、アウトプットが阻害されていたら、インプットを続けることは毒だと思います。
僕の場合、インプットばかりしていて、頭でっかちになり、優先順位がつけられず、何をすべきか分からなくなることがあります。
さらに厄介なのは、その状態で「やった気」になってしまい、何も生み出していないのに「ここまでやったぞ」と勘違いしてしまう。
この世界では、インプットだけでは成功しません。
インプットしたものを行動に移したり、形に残したりしない限り、何もなかったことになります。
いくら有益なインプットでも、それが時間と気力を奪う「毒」になりうるのです。
あえて「毒」という言い方をしたのは、言葉通り、害悪なのです。有益なもの(栄養になるもの)かもしれなくても、消化する前に摂り過ぎたら、身体に悪いです。
だから、インプットしたら消化して、消化したら次の栄養を取り込もう。というふうに、健全なインプット&アウトプットのサイクルを回すべきだと思います。
僕の場合、インプットした情報の大半は毒化していたので、もういっそ毒毒展でも開きたいくらいですね。
具体的には、6年もビジネスやライティング、マーケティングなどを学び続けましたが、それらをほとんどアウトプットしていませんでした。
それはもう、半端ない時間を費やしたと思います。知人とはロクに遊ばず、気にいった人のブログは1,000記事以上あろうがすべて見てきたし、移動中は常にYouTubeで音声学習を何千時間もやったし、もうずーーっと勉強しています。
YouTube見てはずっとメモメモメモメモ。Bearというノートアプリがあるのですが、そこには何千何万の情報が格納されています。
でもね、それらをほとんど、世に出していないんですよ。何も世の中に、残ってないんです。
悲しすぎますね。
勉強というのは、ある意味、麻薬みたいなところもあると思います。勉強するだけでやった気になる、進んだ気になる。それが快感で、それだけで満足できてしまう。
たしかに、1から100まですべて把握して、最大効率の状態でアウトプットしたい気持ちはわかるのですが、ある程度のところで区切りをつけないと、一生インプット地獄から抜けられなくなります。
そして厄介なのが、アウトプットはやり続けない限り上達しないということ。つまり、6年間インプットして知識が豊富な人間より、半年間、真面目にアウトプットした知識ビギナーに結果で負けるということが起きます。
せっかくやる気もあるなら、そんな悲しいことになったらだめですよね。
それくらい、インプットというのは、バランスを考えないと猛毒になるということです。
というわけで、毒にしたくなければ必ずアウトプットをしましょう。身動きが取れなくなって麻痺する前に。
インプットをたくさんしてもいいけど、適量を考えましょう。
いきなり食べすぎるとお腹を下すのと一緒で、自分にあった分量にすべきです。ちょっと自分の限界を超えて無理をするのはいいんですけど、お腹下して全部出ちゃったら意味ないですからね。それこそ身体に毒。
なるべく早く行動に移して、形に残す。
短期的に情報をドカ食いして、そのあと一気にアウトプットする人もいますけど、僕はそれだと情報過多になってしまうので、やっぱりこまめにアウトプットが合ってるなと思います。
アウトプットが阻害されていたら、そのままインプットを続けると毒です。
インプットするときは、本当に栄養として取り込めるのか、毒になってしまうのかをよく考えてみると良いと思います。
今回は以上です。
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